使い方

特定エリアの商圏を分析する場合

1.
TOPページのメニューで対象エリアを指定し、「標準分析」ボタンをクリックします。

2.
分析結果が地図とともに表示されます。

の「分析設定」で商圏範囲、分析内容、比較対象を、のターゲット設定でターゲットを変更することができます。
をクリックすると当該エリアをブックマーク登録でき、ブックマークされたエリアは後述の現地調査時の記録機能を利用することができます。
に①②で設定したターゲットの分布状況が表示されます。
をクリックすると分析結果が表、グラフ形式で表示されます。

3.
分析設定・ターゲット設定

のメニューで商圏範囲(エリア内のみ~エリア起点3000m)を設定します。
で「商圏の人口構成」を選択すると①で設定した商圏の人口・世帯数が、「エリア来訪者の人口構成」を選択すると①で設定した商圏からのエリアへの来訪者数・来訪世帯数が集計され表・グラフ、地図に反映されます。
のメニューで、表・グラフに表示する比較対象を設定します。比較対象は全国、エリアが所在する県・市区町村、任意の大字・丁目から選択することができます。
のメニューで、ターゲット選定基準を設定します。選択後に⑤にターゲットが一覧表示されます。
で、ターゲットする顧客を選択します。
をクリックすると、地図・表示・グラフに①~⑤の設定内容が反映されます。

4-1.
分析結果の確認(グラフ・表)

の項目名をクリックすると当該項目の分析結果が表示されます。
で、分析結果表示形式を表グラフに切り替えることができます。
のメニューの「2020年国勢調査」「2015年国勢調査」「2015年-2020年増減」と表示内容を変更することができます。また「居住者の年齢・性別構成」はこれに加え「2015年-2020年増減(コホート)」(※後述)も選択することができます。

4-2.
コホートについて

人口学におけるコホートとは同じ期間に生まれた集団を意味します。この集団に注目して国勢調査実施年とその5年前の調査を比較することで、特定地域の転出入の傾向を把握することができます。

例えば、ある地域の5~9歳の人口が前回の調査時より増加している場合、小さい子供を持つ世帯の転入が多いエリアであり、これらをターゲットする業種・業態での開業を考えている場合、新規転入者は「なじみの店」が無いことから成功確率が高くなると言えます。

「東京都小平市花小金井南町一丁目」と「東京都北区浮間三丁目」を例として分析します。エリア起点750m商圏の2020年時点での9歳未満人口は、前者が2,151人に対し後者が2,889人と若干後者の方が多いと言えます。

しかし、コホート分析の結果を見ると「東京都北区浮間三丁目」は5~9歳が転出傾向であるのに対し「東京都小平市花小金井南町一丁目」は5~9歳のみならず10~14歳でも転入傾向を示し(グラフの)、 さらに「東京都小平市花小金井南町一丁目」では親世代に当たる30~44歳の転入が力強い(グラフの)ことから、必ずしもターゲット人口の多い「東京都北区浮間三丁目」が有望とは言えなことが理解できると思います。

4-3.
分析結果の確認(地図)

2-①②で設定した条件に該当するターゲット人口・世帯数がに表示されます。地図をクリックする商圏内のエリアのターゲット人口・世帯数がのように表示されます。

ターゲットを指定して複数エリアの開業候補地を分析する

1.
対象都道府県・市区町村の選択

TOPページの「都道府県から分析対象エリアを探す」で開業予定の都道府県をクリックします
表示されたページで開業候補としたい市区町村をチェックします。開業予定の市区町村が決まっている場合、該当の市区町村名をクリックし、表示された大字・丁目を同様にチェックしてください。
「選択した市区町村(エリア)を一括して分析」をクリックします

2.
分析結果一覧

右の様に分析結果が一覧表示されます
の「エリア内人口」には設定商圏に関わらずエリア内のターゲット人口・世帯数が、「商圏内人口」には設定商圏内に所在するターゲット人口・世帯数が、「エリア吸引人口」にはハフ分析※により算出されたエリアが設定商圏内から吸引するターゲット人口・世帯数がそれぞれ表示されます。
をクリックすると、商圏分析結果ページへ遷移します。
のメニューで、結果一覧の表示順を「エリア内人口が多い順」「商圏内人口が多い順」「エリア吸引人口が多い順」で指定することができます。
で商圏、ターゲットを変更する事ができます。

※ハフ分析とは、ある地域の消費者がいくつかの買い物場所を利用する場合、各場所を選ぶ確率を算出するもので、旧通産省(現経産省)が大型店の出店影響度調査等に活用するため、日本の実情を勘案した上で修正ハフモデルとして導入したものです。
ネットが普及した現在では昔ほどの精度は期待できず、さらに小規模店の集客予測には使えないものですが、エリア全体の集客力を推測する手法としては依然有効とされています。

特定エリアの類似エリアを分析する

1.
TOPページのメニューで対象エリアを指定し、「類似エリア分析」ボタンをクリックします。

※類似エリア分析は、各エリアの人口構成を商圏範囲毎に統計的に処理した上でエリア間の距離を算出し、算出結果を100(完全に一致)~0(最も似ていない)に調整しています。

2.
ポップアップ表示される条件入力画面で条件指定後「上の条件で分析」をクリックします。

3.
分析結果一覧

右の様に分析結果が一覧表示されます
分析基準を「商圏内居住者・従業者」にした場合のように「類似度」「商圏内居住人口」「商圏内昼間人口」「商圏居住世帯数」が、 分析基準を「エリア来訪者」にした場合のように「類似度」「来訪者数(居住者)」「来訪者数(従業者)」「来訪世帯数(居住世帯)」がそれぞれ表示されます。
をクリックすると。商圏分析結果ページへ遷移します。
のメニューで、結果一覧の表示順を「類似度が高い順」「商圏内居住人口が多い順」「商圏内昼間人口が多い順」「商圏内居住世帯数が多い順」(分析基準が商圏内居住者・従業者の場合)、「類似度が高い順」「来訪居住者数が多い順」「来訪従業者数が多い順」「来訪居住世帯数が多い順」(分析基準がエリア来訪者の場合)で指定することができます。
で分析対象の都道府県・市区町村、商圏、分析基準、類似度を変更することができます。

現地調査時の画像を登録する

1.
スマホから本サイトにアクセスし、ログイン後、ブックマークリストから現地調査するエリアの商圏分析結果を表示し、「カメラを起動」をタップします。

2.
起動すると、撮影モードに遷移します。

の「撮影」をタップすると撮影され、ボタンが「送信」「取消」表示に切り替わります。
の「送信」をタップすると撮影した画像がサーバに転送されます。転送完了後、撮影モードに戻ります。
の「取消」をタップすると画像を送信せず、撮影モードに戻ります。
の「終了」をタップすると分析結果画面に戻ります。
スマホを横にすると横長での撮影が可能です

ブックマークリスト

1.
ブックマークリスト

の「登録日時」にはブックマーク日時が、「最終調査日時」には当該エリアでの最終撮影日時が、「ランク」にはユーザーがブックマークしたエリアでの相対的な順位が表示されます。
をクリックすると。商圏分析結果ページへ遷移します。
のメニューで、ブックマークリストの表示順を「登録日が新しい順」「ランクが高い順」で指定することができます。
でブックマークリストを「現地調査状況」「登録日」「ランク」「フリーワード」で絞り込むことができます。 なお、フリーワードは後述の商圏分析結果画面でユーザーが登録した「総合評価」「画像コメント」が対象となります。

2.
商圏分析結果

現地調査時に、本サイトの機能を使用して画像撮影が行われた場合の「現地調査結果」が表示されます。
の「総合評価登録」をクリックすると、総合評価登録・更新モードに切り替わります。
を「調査画像非表示」をクリックすると、撮影した画像が非表示になります。

3.
撮影画像欄にカーソルを合わせると地図上に撮影座標・方向が表示されます。なお、取得精度により謝った位置・方角が表示されることがありますので、予めご了承願います。

4.
撮影画像欄をクリックするとポップアップ表示されます。

で画像を拡大・縮小することができます。
をクリックするとコメント登録モードに切り替わります。
をクリックするとポップアップが閉じます。